ある日の家族内の会話です。
私 :テレビ鑑賞
嫁 :キッチンで片付け
長男:ゲーム中
次男:ゲーム中
という状況の中、長男がおもむろに嫁さんに話をします。

長男「これから出かけるって話だけどいつ帰ってくる??」
嫁 「もう帰らん!!」 (ちょっと強い口調だが、顔を見ると、ニコニコしている)

ここで、「パタン」っていう音が聞こえます。
ゲームをしていた次男がゲームを閉じた音です。
この時点で次男の異変に気付いているのは私だけです。
あれって思ったけど会話は続きます。

続き
長男「じゃあ昼飯どうするん?」
嫁 「勝手にすればいいじゃん。私はもう帰ってこんから、お父さんに何とでもしてもらい!!」(相変わらず強い口調だが、顔はニコニコ)

ここで次男が顔を上げて、嫁さんの方を悲しそうに見ています。

ここで嫁さんは気づいたみたいで。
嫁 「次男ちゃん。うそうそ。ちゃんと帰ってくるよ。大丈夫よ。」
と次男に駆け寄ったら、安心したのか次男号泣!!

そうです。嫁さんの冗談を真に受けた次男。
おそらく次男の中では、
「お母さんはもう帰ってこない。もう会えないんだ。」
って思ったみたいです。

こんな純粋な次男。
家族の中で、ドラゴンボールの筋斗雲に乗れるのは次男だけでしょう。

                           Y.K